スマートブリックの工程と施工のポイントです。
スマートブリックの施工手順の概要や注意点などをまとめてあります。是非施工の特徴をご確認ください。
- レンガ・目地モルタルの色を確認する
- 出隅納まりを確認する。(突き付けor出隅役物)
- 開口部・胴差部の貼り方を確認する。(縦張りor立体張り)
- 目地の施工方法を確認する。(目地押さえorラフブラシ仕上げ)
下地の確認
- 透湿・防湿シートは隙間無く張られているか?
- 通気用縦胴縁は@500以下でかつ、開口部・出隅・入隅に入っているか? (推奨胴縁サイズ45mm×15mm)
- 開口部周りに防水テープは張られているか?
- 換気ダクト・配管は壁面に出されているか?
- 水平墨を出し、下端にスターター(レール)を取り付ける
- シートは横張とし、スターター下端から987mmを上部マークの上端とする。
- シートは隙間なく張り、上のシートのマークと下のシートのマークを重ねる。
- シートの左右の継ぎ手は上のシートを100mm以上重ねる。
- 開口部などのシート端部は、防水テープなどで押える。
- レールと印刷マークの上端を合わせ、釘またはビスでで胴縁に留め付ける。 (推奨釘、ステンレス製、スクリュ-またはリング釘で長さ32mm以上)
- 張り始め(下部)・張り終わり(上部)には上下端用レールを使用する。
- レールの端部・胴縁上部は必ず釘止めする。
- レンガを出隅の下部から順にレールにはめ込む。
- 開口部上下は、レンガを横目地にあわせカットする。
- 色が偏らないようにレンガの色むらによって、位置を調整します。
- たて目地は、レンガ割付によって幅を調整できます。
- 調合済み目地モルタルに水を加え、撹拌する。
- 気温・天候により一回の調合量を調整します。
- モルタルバッグに目地材をつめ、押し出しながら目地を充填する。
- 目地の乾燥を見ながら、押さえ仕上げをする。
- はみ出したモルタルはすぐにふき取る。
- 目地が十分乾燥後、ブラシなどで清掃する。
- モルタルのエフロがひどい場合は、希塩酸を使用して清掃する。
- 酸を使用した場合は、真水でよく洗い流す。